フローレンスガーデンの地下室【グランドルーム®】とは地下室付き住宅の施工を手がけて30年のフローレンスガーデンが考える新しい地下室の形。従来の文字通りの"地下室" ではなく"地面"(グランド)にアイレベルがある、いわゆる半地下工法です。(建築基準法の改正により一定の条件を満たした場合、地下部分を地上に1メートルまで出しても容積に算入されなくなりました。
ドライエリアとは、大きな窓をつける際に行なう[から堀り]のことです。地下室に履き出し窓のような背の高い窓をつける場合、[から堀]を行ない地下に庭 のようなスペースをつくることが出来ます。また、最近では省スペースでできる深さの浅いミニドライエリアも多く採用されています。
94年の建築基準法の一部改正により、一定条件(※)を満たした場合に合計床面積の3分の1を限度として、地階の床面積が容積率に算入されなくなり、同じ建て坪の2階建ての1.5倍の広さまで建築可能になりました。
建ぺい率50%・容積率100%の敷地が40坪あった場合、改正前なら延床面積は40坪(総2階なら20坪の2階建て)が限度でしたが、改正後は地上40坪、地下20坪(計60坪の総3層建て)の建物を計画することができるようになりました。
ある一定の要件(※下記参照)を満たせば地下室部分の面積は算入されません。例えば、100m²の土地で建ぺい率50%、容積率100%の場合、1.2階だけの家ならば100m²までのところ、地下室【グランドルーム®】ならば地下室部分50m²をプラスでき、合計150m²まで作ることが可能です。
敷地をより有効に使える3階建ての住宅。限りある敷地でも広く間取りがとれるので、2世帯住宅などに検討される方も多いのでは。しかし3階建ての住宅は高さ制限や各種の斜線制限、容積率など、実際はかなり土地を選びます。また防火や構造上の配慮についても、2階建て住宅以上に厳しい規制があります。しかし地下室なら容積率の対象外となり、より多くの土地で地下室付き住宅という3階建て住宅を建てる事ができるのです。
敷地条件や法規制、コストなど住まいづくりの様々な問題を解決してくれる地下室は家族の願いを叶え、幸せが大きく膨らみます。
地下室【グランドルーム®】の基礎はコンクリートの壁が厚いので、シアタールームやカラオケルーム、楽器の練習スタジオなどに利用しても、音は外部に伝わりにく構造です。窓の大きさや数を制限して機密性を高めることで、一層、防音性を高めることも可能です。
構造耐力性能評価(BCJ評定-LC0001)取得のフローレンスガーデン独自の工法を実現してるので省エネ効果が抜群。
地下室【グランドルーム®】はフルベースメント(総地下)なので、通常のベタ基礎より2mほども深く地面を掘り下げて基礎を組みます。地下室全体が深基礎と同じ役目を果たすので、地震時にも圧力に対して強く、高い耐震性を発揮します。
計画的換気システムを導入しているのでいつでもクリーンな状態を保つことができます。